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2019.06.13LIDET

恒例の鈴木健氏による大会見所
6.26 POWER HALL 2019
①FREEDOMSと2AWの進行形が交差
杉浦と浅川、葛西と吉田の絡みに注目

第1試合:LAST SACCESSION
佐々木貴&杉浦透&吉田綾斗vs葛西純&浅川紫悠&平田智也

オープニングはプロレスリングFREEDOMS勢の中に、2AWのライバル2人が加わる6人タッグマッチ。
両輪として団体をけん引する佐々木と葛西は、FREEDOMS6・15仙台大会で最高峰のベルトであるKING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIPを懸けて対戦することが決まっている。昨年12月25日、2018年のサムライTV制定日本インディー大賞MVPに選ばれた竹田誠志を下し、4度目の戴冠を果たした葛西に佐々木が挑戦するわけだが、どちらが勝つにしてもその11日後のだけに、タイトルマッチの余韻が冷めやまぬ状況で肌を合わせることになるだろう。

もちろん同じFREEDOMS所属として、指をくわえているような杉浦や平田ではない。
特に杉浦は他団体のリングへ上がると通常の35%増し(筆者比)で燃える男。
いい意味でガツガツしており、昨年6月に開催された
小橋建太プロデュース興行「Fortune Dream 5」でメインに抜てきされたさいは、
対戦相手の清宮海斗(プロレスリング・ノア)&吉田綾斗、
パートナーの野村卓矢(大日本プロレス)の中でもっとも印象に残るファイトを見せた。
業界的には他の3選手の方が脚光を浴びるケースが多いが、
知られていないからこその反骨心がインパクトへとつながったのだ。

今回も同じ平成生まれ世代の吉田と浅川がいることで、食ってやろうという野心満々にリングへ上がるはず。
それが団体の先輩である葛西にも向けられれば、ベルト挑戦に向けての実績作りにもつながる。
6人の中ではもっともキャリアの浅い平田(2017年11月デビュー)は、関本大介や岡林裕二(いずれも大日本プロレス)のようないわゆる昭和のプロレスラー体型ながら、葛西にあこがれデスマッチがやりたくてFREEDOMSに入ってきた猛者。
黒のショートタイツ姿で有刺鉄線バットや蛍光灯による攻撃を受ける姿はこの男ならではだが、通常のスタイルでも持ち前のパワーと総合格闘技仕込みの打撃&関節技でガンガンいくタイプだけに、こちらも2AWの吉田との絡みは楽しみだ。

17年間続いたKAIENTAI DOJOとしての活動に区切りをつけ、6月より団体名も新たに2AW(Active Advance Pro-Wrestling)としてスタートを切ったばかりの吉田と浅川は、まさにこれからの新風景を描いていく立場にある男。最上九、ダイナソー拓真を含む同期4人によるNEX4として活動するも、最上と浅川が反体制ユニット・凶月に走ったため2人の闘いが主軸となっている。

今年1月、4人の中で誰よりも早く浅川が団体のフラッグシップタイトルであるCHAMPION OF STRONGEST-K王座を獲得するも、4月の17周年記念大会で吉田が挑戦しベルトを奪取。団体名変更にともない同王座は封印され、9月には新たなるタイトルを設立することになっているが、いずれもその初代王者を狙っているのは言うまでもない。

団体内における流れを追うとすれば佐々木と葛西、吉田と浅川の絡みだが、ここはやはり普段闘う機会のない者同士の顔合わせに注目したいところ。その意味ではキャリア2年8ヵ月で凶月のリーダーの座に就き、真霜拳號や本田アユムといった先輩をも束ねるふてぶてしさを誇る浅川と杉浦の絡みはゴツゴツしたものになるだろうし、新日本プロレス参戦時にも有望株として評価された吉田がカリスマデスマッチファイターの葛西とぶつかるのも興味深い。超満員札止めとなるのが確定している今大会だからこそ、自分の団体の興行にまで引っ張り込む存在感を発揮した男が真の勝者だ。

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